弁護士コラム

IPBA(Inter Pacific Bar Association)の年次総会に参加して 弁護士 樫尾洵


4月17日から20日まで,代表の玄とともに,ソウルで開かれたIPBA(Inter Pacific Bar Association)の年次総会に参加してきました。

IPBAは,主に太平洋周辺の国の企業法務に関わる弁護士が加盟している団体で,今年の参加者は約1300人と,過去最大でした。会の内容としては,期間中,会場内の複数の会議室で,異なるテーマのパネルディスカッションが行われており,参加者は自由にその間を行き来して,パネラーの議論を聞き,質問をすることができます。

今年の総会のテーマは,「Dynamic Asia」で,パネルディスカッションの内容も,アジアでの企業の活動に弁護士がどのように関わっていくか,というものが多かったように思います。私は,「中小企業の海外進出上の問題点」,「東南アジア各国における外国人の土地・会社所有に関する規制」,「法律事務所の海外進出に関する規制」などのテーマのものを聴講してきました。

パネルディスカッション以外にも,会食の際や会場のロビーでは,近くにいる弁護士とすぐに名刺交換が始まる雰囲気があり,私も,シンガポール,タイ,ベトナムなど,日本でも比較的馴染みがある国から,ミャンマー,カンボジア,スリランカ,バングラデシュなど,初めて会う国の弁護士とも知り合うことが出来ました。

パネラーを含む各国の経験豊富な弁護士と直接話すことができ,非常に貴重な経験となりましたが,特に印象に残っていることは,東南アジアの各国では,成長が軌道に乗っている現在でも,日本からの投資又は企業の進出に対するニーズはまだまだあるということです。海外進出が未了な日本の中小企業の中には,資本金額などをドル換算すると現地では大企業と言うべき規模の会社も多く,そのような企業の進出が,現地の社会との共存を図りつつ進めば,双方にとってメリットがあるのではないかと感じました。

参考

        

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