今冬、マイナー契約でシアトルマリナーズに渡った川崎宗則選手が、開幕メジャーのメンバーに選ばれたようです。
日本での高年俸を蹴って、しかもマイナー契約というレギュラーどころかメジャーリーガーになれるかどうかも保証されていない(というか十中八九メジャーには行けない)状況にも関わらず渡米して、結果を出して夢を掴む。
男として、これほどかっこいいことはないと思います。
渡米当初は、通用しないだとか、NPBトップ選手のプライドがないだとかの批判が多くありました。 それらをはねのけての、この結果なので、本当に見ていて気持ちいいものがあります。
川崎選手を見ていて思い出したのが、元阪神の新庄選手。
彼も、阪神から提示された数億円の高年俸を蹴って、数千万の年俸を提示したニューヨーク・メッツに移籍しました。 当時は、川崎選手と同じように、通用するわけないとか、プライドがないのかといった批判がされることもありましたが、それらをはねのけ、MLBの舞台でレギュラーとして活躍しました。
お金じゃなく、自分のやりたい仕事をやる。 逆境をはねかえして結果を出す。
自分も、そういう仕事ができる人間になりたいと改めて思いました。
弁護士法人港国際グループ溝の口事務所 弁護士 豊田 崇久