こんにちは。神戸事務所スタッフの重枝です。
今、少しはまっているものがあります。『ガリレオ』シリーズです。といってもドラマの方ではなく、原作の方です。 そうなんです。とても今さら・・・、なのですが、ドラマを見ない私はその面白さを知らなかったのです。
あることがきっかけで、東野圭吾さんの長編小説を読みました。 ある程度ストーリーが見えるけれどもそのからくりが面白い、人間観が面白い、と思いました。
そこで、『ガリレオ』シリーズも読んで見始めたところ、湯川先生のとりこです。 超科学者で超合理主義者だけど、人間観を失わない、といったところ、かっこいいんですよね。 もちろん、直木賞受賞の『容疑者Xの献身』も読みました。これには結末に感動して涙しました。 長編好きで短編集は普段読まない私ですが、東野さんの『ガリレオ』は楽しめます。その中の、『操縦る(あやつる)』も感動的でした。 そうなんです、ただ科学的トリックが面白いだけでなく、人間観の表現が豊富で、感動があるのです。 なので、いつもドストエフスキー、サリンジャー、村上春樹、なんていう、人間哲学的(?)なたいくつなものばかり読む私にも、とても響くのでしょう。 『操縦る』はドラマ化もされているのですね。是非見てみたいと思います。 後はまだ読んでいないものとして、『予知夢』『真夏の方程式』『ガリレオの選択』が残っているので楽しみです。