弁護士の最所です。
インターネット上で検索すると、「発信者情報開示請求に強い弁護士」として、多くの法律事務所がヒットします。
この「強い弁護士」という表現は、非常に多義的で、経験がある、専門的に扱っている、相応の実績がある、等々の意味で、使われているのではないかと思います。
また、一般の人もそのような意味で受け止めているのではないでしょうか。
ただ、ここが、難しいところで、「強い」か「弱い」かというのは多分に主観的なものなので、何か、客観的な尺度があるという訳ではありません。
弁護士の能力、実績を客観化することは難しいですし、そもそも客観的に判断するということは不可能だと思っています。
とはいえ、情報がない中で、何か、指標となるものはないかと思いまして、私が契約している第一法規の「D1-Law.com」のトップページのフリーワード検索で、「発信者情報開示請求 ○○○○」と、私が個人的に、この先生の名前であれば、結構ヒットするのではないかという先生のお名前を勝手に入力して検索してみました。
すると、
発信者情報開示請求 大熊裕司 194件
発信者情報開示請求 神田知宏 180件
発信者情報開示請求 清水陽平 123件
発信者情報開示請求 中澤佑一 102件
発信者情報開示請求 田中一哉 79件
発信者情報開示請求 船越雄一 76件
発信者情報開示請求 矢部陽一 68件
発信者情報開示請求 田中圭祐 51件
発信者情報開示請求 藤吉修崇 42件
発信者情報開示請求 牛島郷介 31件
発信者情報開示請求 櫻町直樹 25件
発信者情報開示請求 河瀬季 25件
発信者情報開示請求 小倉秀夫 14件
発信者情報開示請求 安保和幸 14件
(※令和5年4月17日現在。「D1-Law.com」のトップページのフリーワード検索による結果。敬称は省略させて頂いております。)
さすがに、この先生ならヒットするだろうと思った先生方はヒットしました。判例データーベースでヒットする先生だけが経験があるという訳ではありませんが、判例データベースに相応の件数が紹介されている先生であれば、当然、発信者情報開示請求の取り扱いが多いということはいえるだろうと思います。
上記の先生方は、発信者情報開示請求の分野では、とても著名な先生方です。