平成29年10月4日に弊所所属の最所義一弁護士が、川崎市人権施策推進協議会にて、参考人として報告を行いました。
川崎市人権施策推進協議会では、「差別や偏見のない社会を実現するための施策の強化について」との諮問に対する答申の検討に資するため、各分野の取り組み状況についてのヒアリングが行われております。
今回の報告は、インターネット上の課題に対するヒアリングの一貫として、実施されたものです。
報告では、インターネット上での人権侵害の類型、被害者及び加害者の属性、「晒し」行為の動機及び態様、投稿者の特定方法、行政機関の対応等についての説明を行いました。
インターネットの問題は、委員の方々にとって、あまり馴染みのない分野ということもあったのか、真剣な表情で報告に耳を傾ける様子から、関心の高さが窺えました。