当事務所の中尾弁護士が担当した刑事事件で2月6日に無罪判決


当事務所の中尾弁護士が担当した刑事事件で、2月6日に無罪判決を勝ち取りました。(主要日刊紙の朝刊社会面に掲載)
本件は、警察官6人が被告人を無令状で2時間以上にわたり逮捕監禁するという重大な違法捜査に端を発した事件でした。警察官らは、虚偽の捜査書類を作成し、互いに話し合いを重ねた上で虚偽の証言をするなどして、違法捜査を否定していました。中尾弁護士は、警察官らの証人尋問を通じて違法捜査の実態を明らかにしようと弁護活動を行ってきましたが、これが裁判所に認められたものです。

今回の裁判では、公用文書を引き裂いたという別件でも起訴されていましたが、これも事実無根であることが明らかでした(「丸めて口にくわえ込んだ」ことについては被告人も当初から認めており、最終的にはこの点に限って毀棄罪の成立が認定されました)。しかし、警察官らは、引き裂く場面を再現した様子を写真撮影した調書など複数の虚偽の捜査書類を作成し、強引に立件しました。検察官もこれを軽信して、事実関係を確認することなく起訴し、さらには、法廷で警察官らに身振り手振りを交えた証言をさせてまで架空の出来事を立証しようとしました。

裁判長は、判決言い渡し後、警察と検察の捜査過程に深刻な問題があることを指摘して厳しく批判し、再発防止のための調査を要請する異例の付言を行いました。
港国際グループでは、社会のいかなる不正に対しても、毅然とした対応を行うことを基本方針としています。

参考